本日の御書

本日の御書 又上一人より下万民に至るまで法華経の神力品の如く一同に南無妙法蓮華経と唱へ給ふ事もやあらんずらん、木はしづかならんと思へども風やまず春を留んと思へども夏となる(妙密上人御消息p1241 n1711)

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御書本文】
又上一人より下万民に至るまで法華経の神力品の如く一同に南無妙法蓮華経と唱へ給ふ事もやあらんずらん、木はしづかならんと思へども風やまず春を留んと思へども夏となる(妙密上人御消息p1241 n1711)

【通解】
また、日本国の上一人から下万民にいたるまで、法華経の神力品で説かれているように、一同に南無妙法蓮華経と唱えることもあるであろう。
それは、木が静かであろうと思っても風がやまないために動き、春をとどめようと思っても必ず夏が来るのと同じように、とどめようのないことである。

【先生の指導から】
ちょうど今の季節─みずみずしい若葉が、ぐんぐんと伸び、育っていくように、そして、さわやかな薫風が吹きわたつていくように、広宣流布は今、千載一遇の好機到来である。
三世十方の仏菩薩も、また梵天帝釈も、欣喜雀躍と動き、働いている。
無数の諸天善神も、さらには悪鬼魔民さえも、正義に生きぬく皆さまを護らずにはおかない。
一人でも多くの友を、平和と人道の大連帯に糾合しながら、無量の福徳を薫らせていきたい。
われらには「祈りとして叶わざるなし」の信心がある。
「法華経に勝る兵法なし」の妙法がある。
「異体同心で万事を成ずる」団結がある。
勇敢に打って出て、友情を結び、仏縁を広げながら、壮大なる勝利の劇を、愉快に、悔いなく、飾りゆこう!
一人が、また、一地域が壁を破れば、そこから″破竹の勢い″が生まれる。これが勝利の方程式である。