【御書本文】
正法を行ずるものを国主あだみ邪法を行ずる者のかたうどせば大梵天王帝釈日月四天等隣国の賢王の身に入りかわりて其の国をせむべしとみゆ
(報恩抄p313)
【通解】
国主が正法を行ずるものに仇をなし、邪法を行ずるものの味方となって擁護するならば、大梵天王・帝釈天・日天・月天・四天等が、隣国の賢王の身に入りかわって、その謗法の国を攻めるであろうというのである。
【先生の指導から】
罰には総罰・別罰とあるが、社会全体が一度に受ける「総罰」の場合には、信心をしていても影響を受けざるをえない。
しかし、必ず最後は成仏するのが妙法の大力用なのである。