【御書本文】
しばらくの苦こそ候ともついにはたのしかるべし、国王一人の太子のごとしいかでか位につかざらんとおぼしめし候へ(上野殿御返事p1565)
【通解】
しばらく苦しみが続いたとしても、最後には必ず楽しい境涯になる。たとえば、国王のたった一人の王子のようなものである。どうして国王の位につかないことがあるだろうかと、確信していきなさい。
【先生の指導から】
大聖人は、つねに「一人の生命」「一人の幸福」を根本にされ、徹底して勇気と希望を送られた。
ゆえに学会も、まったく同じ軌道を歩む。信心を貫いた人が、最後には必ず勝つ。それを証明していくのが「人間革命」の大道である。