本日の御書

本日の御書 譬えば女人の一生の間の御罪は諸の乾草の如し法華経の妙の一字は小火の如し、小火を衆草につきぬれば衆草焼け亡ぶるのみならず大木大石皆焼け失せぬ

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【御書本文】
譬えば女人の一生の間の御罪は諸の乾草の如し法華経の妙の一字は小火の如し、小火を衆草につきぬれば衆草焼け亡ぶるのみならず大木大石皆焼け失せぬ、妙の一字の智火以て此くの如し諸罪消ゆるのみならず衆罪かへりて功徳となる毒薬変じて甘露となる是なり(千日尼御前御返事p1316)

【通解】
譬えば女人の一生の間の罪障は諸の乾草のようなものである。法華経の妙の一字は小火のようなものである。小火を多くの草につけるならば、多くの草が焼け亡びてしまうだけでなく、大木・大石も皆焼け失せてしまう。妙の一字の智火はこのようなものである。
諸罪が消えるばかりでなく、多くの罪がかえって功徳となるのである。毒薬が変じて甘露となるとはこの事である。

【先生の指導から】
人生には、さまざまなことがある。しかし、必ず、すべてをよい方向へと転換できるのが、「変毒為薬」の妙法である。皆さま方は、広宣流布の希望の太陽である。縁する同志が、眷属が、一人も不幸になるわけがない。