【御書本文】
此の世の中の男女僧尼は嫌うべからず法華経を持たせ給う人は一切衆生のしうとこそ仏は御らん候らめ、梵王帝釈はあをがせ給うらめとうれしさ申すばかりなし(四条金吾殿女房御返事p1134)
【通解】
この世の中の男であれ女であれ、僧であれ尼であれ、法華経を受持された人は、すべての人の「主人」の立場であると仏は見ておられるであろう。(この人を)梵天・帝釈は仰いで尊敬されるであろうと思い、うれしさは言いようもない。
【先生の指導から】
妙法を受持し、広宣流布に進みゆく人こそが、最も尊貴で、最も重要な使命を帯びた存在なのである。