本日の御書

本日の御書 第六天の魔王十軍のいくさををこして法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土をとられじうばはんとあらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵ををこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし(辧殿尼御前御書p1224)

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【御書本文】
第六天の魔王十軍のいくさををこして法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土をとられじうばはんとあらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵ををこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし(辧殿尼御前御書p1224)

【通解】
第六天の魔王は十種の魔の軍勢で戦を起こし、法華経の行者を相手に生死の苦しみの海の中で、凡夫と聖人が同居しているこの娑婆世界を「とられないぞ」「奪ってやる」と争うのである。日蓮は、第六天の魔王と戦う(法華経の行者の)身に当たっており、大兵を起こして戦うこと二十余年である。その間、日蓮は一度も退く心はない。

【先生の指導から】
われらもまた「退く心」なく、生命の威光勢力を増しながら、人間共和の希望と歓喜と栄光の陣地を断固として死守し、広々と勝ち広げて、壮大なる歴史を飾り、偉大なる大福運の人生を送りゆくことを、決意しあいたい。