【御書本文】
当世・日本国に第一に富める者は日蓮なるべし命は法華経にたてまつり名をば後代に留(とどむ)べし(開目抄、223㌻)
【通解】
今の世の中において、日本国で第一に富んでいる者は、日蓮なのである。命は法華経にたてまつり、名を後代に必ずとどめるであろう。
【先生の指導から】
佐渡での大宣言であられる。
日蓮大聖人は、流罪という大難のなかで、大宇宙をも包みゆかれる赫々(かっかく)たる御境涯を、悠然と示してくださっている。
我らは大聖人の正統である。ゆえに、いかなる苦難も恐れない。妙法を根本に、「心の財(たから)」第一の誇りも高く、未来永遠に輝く勝利の旗を打ち立てていくのだ。