池田先生ご指導

人間の場合、同じことの繰り返しは惰性につながる。また、傲慢、危機感の喪失、無責任、他者への依存などが背景となって主体が失われると惰性に陥りやすい。

どこかに「もう大丈夫だろう」といったような心理が働き、そのちょっとした油断や心のスキが、取り返しのつかぬ悲劇を生む原因となりかねない。
物体には慣性が働く。止まっているものは止まったままの状態であり続けようとするし、動いているものはその働きを続けようとする。宇宙空間では、それが永遠に続く。ところが、地球上では摩擦力などの影響で、動いているものも、いずれ静止する。したがって、運動を維持するためには、エネルギーを与え続けることが不可欠である。
人間の場合、同じことの繰り返しは惰性につながる。また、傲慢、危機感の喪失、無責任、他者への依存などが背景となって主体が失われると惰性に陥りやすい。
いつものことの繰り返しのなかで、意識や行動が大ざっぱになり、形式的になって、やがて注意力が失われていく。惰性はエネルギーを与えずに同じ運動を続けようとするような者。いつもと変わらないようにするには、努力、緊張感といったエネルギーを常に補給しなければならない。


三類の強敵の出現は、これで必ず成仏できるという証なのである。
「どうして難が来て安楽なのだろう」と疑問に思うかもしれない。しかし実は「難」と戦い、乗り越えてこそ、宿命転換があり、成仏がある。例えていえば、悪い宿業という「ガン」の病巣を、根本的に取り除いてしまうようなものと言えようか。
その時は苦しくとも、一気に仏の大境涯を開ける。
「今こそ、仏になれるチャンスである」「最高にありがたい時なのである」

  1. 黒田(旧姓 江見) 宇以子 より:

    素晴らしい池田大作先生の指導有難うございます