「地球が宇宙の惑星の一つなら、我々人間も、同じだ。人間の活動といったところで、宇宙のリズムある法則から免れることは、絶対にできない。そのような法則を、生命という次元から、根本的に、事実として説かれているのが、大聖人の仏法である。これが分かってしまえば、我即宇宙であり、宇宙即我ということになる。
大宇宙を貫く絶対普遍の「法」それは、同時に、我が生命を貫く「法」でもある。
その「大法」を、現実の上から説ききったのが大聖人の仏法にほかならない。
宇宙のリズムは絶対にして、無窮である。ゆえに、我が生命の「法」も永遠にして、悠久であり、誰人も、この「法」から免れることはできない。
要するに、この「法」に則った正しき人生を生きるか、それとも、この生命の「軌道」を外れた迷走の生涯となるか。ここに価値ある人生か否かの根本の岐路がある。