かつて、草創の先輩から「座談会は、足を棒にしないと成功しないよ」と教えられたことがある。家庭指導に徹底して歩き、悩みを聞き、挑戦の人生を教える。そして苦難を乗り越えた体験を、必ず座談会で話し合う。会員の、悩みを共有し、心を知り、喜びを分かち合う。この積み重ねが、座談会の成功の秘訣であり、広布を進める原動力であると--。まさに、幹部の率先の
地域活動こそが、毎月の「座談会」なのである。各部が力を合わせ、我が地区の同志の幸福を祈り、地域の発展に全力を挙げていきたい。
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第二東京のある区で、このほど座談会についてのアンケート調査を行った。それによると、まず、皆が期待しているのは「感動的な信仰体験」だった。そして、次に挙げていたのは「幹部の当意即妙の話」ということだ。
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「組織の幹部に就いた場合、任命されてから最初の三カ月が勝負であると言われてきた。なぜか――このスタートの活動が、一切の基準となっていくからです。
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その姿を見て、後輩たちも、“幹部というのは、これほど動き、これほど真剣に、誠実に戦うものなのか”ということを、改めて感じ取り、学んでいく。それによって、組織は活性化していきます。しかし、新任の幹部が懸命に動こうとしなければ、むしろ、それでいいかのように皆が錯覚し、広宣流布を停滞させてしまうことになる。
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したがって、幹部となって、学会活動に励むことは、仏法のうえから見れば、社会のいかなる地位、名誉よりも尊い、人類社会への貢献であり、民衆指導者として最重要の使命に生きることといえます。その功徳、福運は、子々孫々まで、あまねく幸の光をもって照らすことは間違いありません」
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幹部は、組織の上の方で号令をかけているだけであっては絶対にならない。何よりもまず、徹底して会員の方々とお会いすることです。どれだけ多くの人と会い、励まし、指導したかが、幹部としての実績です。