一切の出来事は、それが良いことであれ、悪いことであれ、各人の信心を試し、鍛えるものとなっている。
妙法は「蘇生の法」である。ゆえに、人生の不幸も、敗北の現象も、信心を根本とするとき、すべてが次の幸福、勝利、発展へと生かされてくる。必ず「変毒為薬」していけるのである。
ものごとは変化していく。その変化のなかで、どのように戦って。良い方向へ、喜びの方向へと進ませていくかに、人間としても偉さがある。仏法者としての生き方がある。
どうか、兵庫の皆さまは、何があっても「現当二世」の精神で、明るく、旭日の輝きゆくがごとく、未来に向かってほしい。そして「勝っても、負けても大勝利」をモットーに進んでいただきたい。