祈っているから大丈夫というのではなく、祈りが行動につながるとき、初めて祈りが叶う。
これが仏法の道理である。
健康も、日々、「強く祈り」「具体的にこまかな注意をする」――そうすることによって、現実に勝ち取っていける。
「衆生所遊楽」のための信心です。
『一切衆生・南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり』と明確に仰せの通りです。
どんな厳しい苦難にあっても、唱題により胸中の仏界を力強く涌現していけば、断じて負けない。師子吼の題目の力で全てを勝ち越え、人生を「遊楽」するように生きていくことができる。宿命に泣く悲哀の人生も、人々を励まし救いゆく使命の人生へと転ずることができる――。この揺るぎない体験と確信をもって、多くの学会員が朗らかに前進してきました。
自他共に幸福を願い、「法華経の行者」として戦っている学会員ほど、尊い存在はありません。
戸田先生が語られていました。
「何があっても題目で勝てる。苦労を力に変え、仏の生命を涌現して、いかなる運命も切り開ける。ありのままの姿で、あらゆる人を救っていけるんだよ」
自分だけでなく、あらゆる人をも「衆生所遊楽」の人生を送れるようにしていけるのが、「法華経の行者」の唱題行なのです。