仏法は「師弟の宗教」です。「師弟不二」が実践の真髄です。「師弟」を忘れれば、成仏もありません。永遠の幸福もなければ、広宣流布もありません。それは、師弟の絆によってこそ「法」を伝えることができるのです。
教えの言葉とともに、仏との人格が触れ合いによって触発されることによって、我が内なる「法」を覚知することができるのです。
これが「法が伝わる」ということです。
仏法において「師弟」が重要な意味をもつ理由はここにあります。師弟の「人間」対「人間」の絆を通してのみ「法」は伝わり、「法」に基づく人間革命が可能になるのです。