名字の言

〈名字の言〉 2018年11月17日  戸田先生が若き池田先生に、万般の学問を教授した「戸田大学」。

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戸田先生が若き池田先生に、万般の学問を教授した「戸田大学」。ある講義が修了した時、戸田先生は机の上にある一輪の花を取り、池田先生の胸に挿して語った。「大作は、本当によくやってくれているな」▼「戸田大学」の講義が開始された時、戸田先生の事業は苦境に陥っていた。池田先生は通っていた夜学を断念し、恩師を一人支えた。師弟の道に生き抜くと覚悟した弟子にとって、その花こそ、かけがえのない「勲章」だった。帰宅すると、花を御宝前に供え、感謝の祈りをささげた▼池田先生は数多くの国家勲章を受章し、世界の大学・学術機関から名誉学術称号を授与されている。その根本の要因について、「師匠より賜った一輪の花に対する感謝と、ますますの精進を誓った『心』にこそあった」と述べている▼11・18「学会創立の日」を記念し、第13回となる「広宣貢献賞」をはじめ、各賞が代表の同志に贈られることが発表された。“一輪の花”の精神を込めて、広布功労の同志に贈られる「師弟の勲章」であり、三世に輝く「生命の勲章」である▼誰が見ていなくとも、地道に、真っすぐに、広布の大道を駆けてきた偉大な庶民の英雄に、心からの感謝と敬意を。そして、自らも広布に生き抜く誓いを新たにしたい。(燦)