報恩の一念から無限の力が
御 文
仏教をならはん者父母・師匠・国恩をわするべしや、此の大恩をほうぜんには必ず仏法をならひきはめ智者とならで叶うべきか(報恩抄、293ページ)
通 解
仏教を学ぼうとするものが、どうして父母の恩、師匠の恩、国の恩を忘れてよいだろうか。この大恩に報いるには、仏法を完全に習得し、智慧のある人となってはじめて可能となるのではないか。
同志への指針
断じて師匠の大恩に報いるのだ!――私は、この一念で広宣流布のあらゆる突破口を開いてきた。
あの蒲田での「2月闘争」も、戸田先生に喜んでいただきたいとの弟子の誓願が成就したものである。
報恩の心は強く深い。豊かである。「師弟」に生き抜けば、無限の力が出る。自身の壁を大きく打ち破れる。必ず全てに勝利できるのだ。