「我々の生命には仏界という大不思議の生命が冥伏している。この生命の力及び状態は想像も及ばなければ、筆舌にも尽くせない。しかしこれを我々の生命体のうえに具現することは出来る。現実に我々の生命それ自体も冥伏せる仏界を具現できるのだと説き示したのが、この宝塔品の儀式である」
あの巨大な宝塔も、私達の生命に潜在する仏界を表現したものなのです。生命の宇宙大の尊貴さを教えているのです。」
我が身が即、大宇宙である。それが生命の根本の法理である。そして、妙法を信じ、行じるとき、事実のうえで、大宇宙の宝を、小宇宙の我が身の上に、自由自在に引き出し、使っていける。そこに幸福という結果が生まれる。