池田先生ご指導

反対に、人々に対して、善意と賞賛と応援の姿勢で臨み、仏道修行に励んでいくならば、感激があり、感謝があり、人生のすべてを楽しいものと実感していくことができる。

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功徳を受ける信心について話をしておきます。
一言すれば、真面目な信心の人には、必ず功徳があります。
一方、外面は、一生懸命に信心に励んでいるように見せながら、実際は怠惰で、真剣に仏道修行に励もうとしない人には功徳はありません。他人の目はごまかせたとしても、仏法の因果の理法は、決してごまかすことはできないからです。
また、恐るべきことは、すぐに人を批判したり、ねたんだりする習性です。
それは、自分がこつこつと積み上げてきた福運を消すだけでなく、心を暗くし、生命を重くします。さらには、広宣流布の団結を破壊することになっていく。
つまり、自分で自分を、不幸の淵へと追い込んでいってしまう。
反対に、人々に対して、善意と賞賛と応援の姿勢で臨み、仏道修行に励んでいくならば、感激があり、感謝があり、人生のすべてを楽しいものと実感していくことができる。
実は、そこに人間革命の姿があり、幸福の実像もあるんです。
人生の勝負は、1年や2年では決まらないものです。一生です。
したがって、決して背伸びをすることもないし、見栄を張る必要もありません。
平凡でいいんです。
どこまでも自分らしく、“折伏精神”をたぎらせ、地道に、淡々と、わが使命を果たし、所願満足の境涯を築き上げていくことです。