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アメリカ創価大学(SUA)に栄光の18期生が入学 2018年8月11日 祝賀レセプションに創立者がメッセージ

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祝賀レセプションに創立者がメッセージ
SUA18期生が笑顔で
 世界市民の揺籃・アメリカ創価大学(SUA)に、栄光の18期生が入学した。記念のレセプションが7日(現地時間)、カリフォルニア州オレンジ郡アリソビエホ市の同大学キャンパスで行われ、学生、教職員、保護者ら300人が列席した。これには、創立者の池田大作先生がメッセージを贈り、世界各地から集った「最優秀の英才」を心から祝福。「良き学友と希望を分かち合いながら、いかなる難題も打開しゆく価値創造の英知を切磋琢磨し合う青春を」と呼び掛けた。

 突き抜けるような青空のもと、カリフォルニアのまばゆい陽光に照らされながら、レセプション会場へと向かうSUAの18期生。その一人一人の顔には、学問の大海原へと船出する喜びと決意が満ちていた。
現代世界には、貧困、暴力、人種差別、経済格差、環境破壊など、さまざまな問題が山積する。
「だからこそ、私は申し上げたいのです」――池田先生はメッセージの中で、新入生に呼び掛けた。「『希望の回復』さらに『希望の創出』そして『希望の連帯』をもたらしゆく英知のフォートレス(要塞)こそ、我らのSUAなり」と。

SUAの創価芸術センターで行われた入学レセプション

カナダ、ブラジル、イギリス、イタリア、韓国、ネパール、ベトナム、エジプト、ガーナなど、世界17カ国から入学した俊英111人は、創立者の万感の期待を胸に、“学びの青春”のスタートを切った。
祝賀レセプションでは、学生自治会制作の歓迎映像が上映された後、ムーン学生部長が創立者のメッセージを紹介した。
続いて、新入生の代表3人が登壇した。
アメリカのザック・エングフェルトさんは入学前、3度にわたりSUAを訪問。その時に接した学生や教職員の誠実な人柄と温かさ、そして社会貢献の世界市民を育成するSUAの教育理念に感動し、進学を決めた。「SUAのリベラルアーツ教育を通し、さまざまな視点から現代の諸課題を解決できる力を養いたい」
アフリカ・ルワンダ出身のレベッカ・ウムトニさんは、母国の発展に貢献できる人材になりたいと願う中、SUAの存在を知った。「私が求めてきた全ての理想をかなえるための教育が、SUAにある」と感じ、はるばる海を越えた。
ウムトニさんは、「創価」の理念を心に刻みながら、社会に良い影響を与え、平和構築の一翼を担える自身に成長したいとの抱負を述べた。
最後に、日本出身のサオリ・コニシさんがスピーチした。
コニシさんは高校3年生の時に、核兵器廃絶に関する調査で広島を訪れ、生命尊厳の思想こそ平和の基盤であることを痛感。SUAのキャンパスで学び、世界を平和の方向へと変革できる力を磨きゆく決意を語った。
ハブキ学長が新入生に期待を寄せた。