聖教ニュース

〈平和と希望の城 創価文化センター 特別展示から〉11 2018年8月4日 池田先生と元米国務長官のキッシンジャー博士との対談(1986年9月)で使用されたカセットレコーダーとマイク

スポンサーリンク
池田先生と元米国務長官のキッシンジャー博士との対談(1986年9月)で使用されたカセットレコーダーとマイク

 「青年に贈る言葉を」――池田先生がキッシンジャー博士に求めると、明快な言葉が返ってきた。
「青年は平和を志向すべきです」
1986年9月3、4の両日、東京での計6時間に及ぶ対談の一幕である。この時の語らいは、教育論、心に残る人物、世界共同体の可能性など多岐にわたり、後に、対談集『「平和」と「人生」と「哲学」を語る』として結実した。
二人の会談は、計8回。日本で、アメリカで、心通う率直な対話が繰り広げられた。
冷戦下の国際社会で、多大な外交成果を収めたキッシンジャー博士。誠実一路の人間交流で、世界中に友誼の道を開いた池田先生――。人類の未来を展望する魂と魂が、強く共鳴した。
今いる場所で友情の輪を広げることが、平和への確かな一歩である。師の信念の行動に続きたい。

 【案内】開館時間は午前10時~午後5時(同4時半に受け付け終了)。8月の休館日は6日(月)~16日(木)、20日(月)、27日(月)。なお、9月2日(日)まで、4階の正義会館で企画展示「青藍〈SEIRAN〉――未来を創る師弟」を開催しています(休館日は観覧できません)。