韓国青年部200人が来日
「日韓青年友好大会」が3日、東京・新宿区の金舞会館(創価文化センター内)で開催された。「韓国青年部誓願研修会」で来日した韓国SGI(創価学会インタナショナル)の青年部200人を迎え、原田会長、笠貫SGI女性部長、竹岡青年部長、志賀男子部長、伊藤女子部長が、首都圏青年部・未来部の代表550人と参加した。池田大作先生は万感のメッセージを贈り、心から祝福。創価の青年が若き世界市民の大連帯を広げる今、最も要となるのが日韓の青年部のスクラムであると強調。共に新たな日韓の虹の懸け橋を渡りながら、世界広布新時代の幸福拡大、友情拡大、平和拡大へ、勇躍前進していこうと呼び掛けた。
日韓新時代の未来を開く両国の若人の「熱と力」が弾けた大会となった。
今年5月、日本の青年部が訪韓し、新たな交流の歴史を開いた両国青年部。今回、その絆を一段と強め、共戦の誓いを固める集いである。
研修会に参加した友は韓国各地からの代表200人。国際的な企業に勤めるメンバー、大学教員、栄養士、アナウンサーなど多彩な分野で活躍する。皆が勝利して師のもとに集おうと、研修会の結団式があった6月から450人以上の弘教拡大と、小説『新・人間革命』の研さんに挑戦し、来日を果たした。
大会では、竹岡青年部長のあいさつの後、韓国女子部の金恩姫さんが体験を発表。家族の不和や大けがを信心根本に乗り越え、一家和楽と社会での実証を示した奮闘を伝えた。
高等部の希望オーケストラと正義合唱団が会場を一体にする情熱の演奏・合唱を披露。
韓国の鄭辰宇青年部長は、今こそ韓国と日本の青年部が手を取り合い、師に応える青年の拡大をと力説。
続いて、韓国の友が師弟の誓いを込めて、日本語で“大楠公”等を高らかに歌い上げると、場内は大きな感動に包まれた。
伊藤女子部長、志賀男子部長は、両国青年部がスクラム固く、師から託された世界広布の前進をと訴えた。
原田会長は、韓国SGIの発展の原動力である同国青年部の活躍を心からたたえた。
その上で会長は、池田先生の「一人の本物の味方」をつくる行動によって、韓国社会にもSGIへの信頼が大きく広がっていると強調。世界広布が加速度を増す今、その先頭を走る日韓の青年が団結し、切磋琢磨し、共に勝利し、平和と幸福の大城を築いてほしいと望んだ。