名字の言

〈名字の言〉 2018年7月21日  「私が入会を決めた時」の投稿欄に多数のお便りを頂いている。

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「私が入会を決めた時」の投稿欄に多数のお便りを頂いている。友人の持つ本がきっかけになったり、お孫さんの祈る姿が決め手になったり。入会に至る道は人それぞれ。共通するのは心が触れ合った時が「その時」であること▼先日、新任の支部長が約40年前の自身の入会動機を語った。20歳でミュージシャンを目指して上京。夢破れて酒に溺れる彼に、仏法を親身に語ってくれた人たちがいた。対話の座で「両親に承諾を」と言われ、電話のダイヤルを回す▼見守る同志の皆さんが声にならない声で唱題を始めた。電話に出た父は「バカヤロー!」と一喝。その時、彼は決めた。「学会は父が思っているようなところではない。この人たちの正しさを証明するため、俺は学会に入る」と。反対した父母も、後に良き理解者に▼心を動かすのは心であり、祈りである。寄せられた投稿を見ると、「私の悩みが解決するよう皆さんで祈ってくれていた」等々、紹介者はもちろん、ブロックや地区の皆さんの真心の祈りに触れ、心を決めたという声も少なくない▼御書には、祈りの要諦として「自他彼此の心なく」「水魚の思を成して」「異体同心にして」(1337ページ)と仰せだ。友の幸福を皆で祈り、皆で支え、皆で励まし合って、進んでいこう。(進)