名字の言

〈名字の言〉 2018年5月16日  中学校に進学した未来部員。小学校の思い出を聞くと、話題は野球ばかり。

スポンサーリンク

中学校に進学した未来部員。小学校の思い出を聞くと、話題は野球ばかり。クラブチームで頑張り抜いたという▼小学生最後の試合。彼はランナーコーチを務めた。これまでも控え選手としてベンチから精いっぱいの声援を送ってきたが、この日も出場はなかった。それでも大好きな野球を、大好きな仲間と続けたことが誇りだった。彼は中学でも野球の道を選んだ▼その姿に、ある配達員の友を思い出した。「池田先生と共に、同志と共に信心できる。それだけで幸せです。他に求めることはありません」。称賛などいらない。奮闘を誰に知ってもらえなくてもいい。朝一番から広布に尽くす一日一日は喜びに満ちている――と教えてくれた▼池田先生は文京支部長代理の時、会合後に黙々と掃除する青年の姿を見て“陰で苦労する人々の心情を生涯忘れない”と誓った。後に支部の幹部に語った。「私と口をきいたこともないし、会ったこともない、そういう人の中に、本当に学会を守って、がんばってくれている人がいるんだ。そういう人の信心が、私は本物だと思っている」▼人に何を言われようと“私はこれでいく”“私は私の信念に生きる”と決めた人は強い。どんな状況も最高の使命の舞台に変え、勝利の道を開いていける。(靖)