【御書本文】
もし此の事まことになり候はばわが大事とおもはん人人のせいし候、又おほきなる難来るべし、その時すでに此の事かなうべきにやとおぼしめしていよいよ強盛なるべし(上野殿御返事p1512)
【通解】
もしこのことが本当になるならば、自身が大事と思う人々が信心を制止し、また大きな難が来る。そのときまさにこのことが叶うに違いないと確信して、いよいよ強盛に信心すべきである。
【先生の指導から】
信心に励めば、必ず「三障四魔」が競い起こる。信心を妨げようとする働きが、さまざまな形をとって現れてくる。
苦難のときこそ、宿命転換と一生成仏のチャンスである。