【御書本文】
而るに末代悪世には悪知識は大地微塵よりもをほく善知識は爪上の土よりもすくなし(三三蔵祈雨事p1468)
【通解】
しかるに、末代悪世には悪知識は大地微塵よりも多いが、善知識は爪の上の土よりも少ない。
【先生の指導から】
悪知識とは、前知識の反対で、ウソつきであり、人々をだまし、良い心を壊す存在である。そして悪の方向へ、不幸の方向へと、人々をおとしいれ、正しい仏法の実践をなんとか妨げ、邪魔しようとする。こうした悪知識を鋭く見破り、だまされることなく、どこまでも善知識を求めていくことがいかに大切であるか、御書には繰り返し示されている。