本日の御書

本日の御書 飢渇発れば其の国餓鬼道と変じ疫病重なれば其の国地獄道となる軍起れば其の国修羅道と変ず(秋元御書p1075 n1462)

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【御書本文】
飢渇発れば其の国餓鬼道と変じ疫病重なれば其の国地獄道となる軍起れば其の国修羅道と変ず(秋元御書p1075 n1462)

【通解】
飢饉が起こればその国は餓鬼道と変わり、伝染病が度重なれば、その国は地獄道となる。戦争が起これば、その国は修羅道と変わる。

【先生の指導から】
飢饉・疫病・戦争などの災難が起これば、国中が三悪道・四悪趣の悲惨な状態となってしまうと仰せなのである。その原因となるのは妙法への謗法である。ゆえに「謗国」と仰せられるのである。
この原理は一国のみならず、個人においても、一家においても同様である。一家の柱である主人、また夫人が信心強盛であれば、一家が天上界へ、また菩薩界へ、そして仏界へと上昇していく。逆に信心をなくしたならば、その瞬間から三悪道の方向へと堕ちていく。正法への強き信心によってこそ、永遠に崩れざる盤石な福運を築いていくことができるのである。