


この世界は仏と魔との激しい戦いの場です。生死の夢の理に気づき、これを脱し、醒めたる境涯に達しようと努力を開始すれば、魔の作用が働き始めます。

学会が、もう一歩強くなり、永遠に発展するために大事なのは「幹部革命」である。 上の立場になって人から何も言われなくなると、人間は往々にして悪くなる。

「よし!」と決めた瞬間、全神経が、ぱーっと、その方向に向く。「だめだ」と思えば、その瞬間に、全神経が萎縮し、本当に「だめ」な方向に向かっていく。

社会で生活している以上、時には事故や災難、そして事業の失敗などにあう場合がある。だが、どんな場合でも妙法根本、信心根本として、御本尊を疑わず、信心に励めば、毒を変じて薬と為していけるのである。

ことのほか嫉妬心が強く、一生懸命に仏道修行に励んで幸福になろうとしている人を見ると、じっとしていられず、なんとかして妨害しようと働きかけてくるのです。

“病気を治したい”という祈りが、深き使命感と一致していく時、自身の根本的な生命の変革、境涯革命、宿命の転換への力強い回転が始まる。

座談会が地域の集いとなる点は、信仰の素晴らしさがあふれているということであろう。「学会の世界には希望がある。信心してみたい」「参加していると元気になる。本当に安心できる」。こういった感想が参加者の間から聞かれると、その座談会は大成功である。

魔の習性というものについて平易に示されています。一言でいえば、魔とは、より不幸に向かう行為を歓迎し、より幸福に向かう行為をきらう、ということになるでしょう。
