
池田先生ご指導


其のイメージ図は具体的で精密なほどよい。

確信とは一念です。確信とは勇気です。確信とは希望です。確信とは「法華経を信ずる心強きを名づけて仏界と為す」と日寛上人の仰せの通り仏界そのものなのです。

戸田先生は、よく、理屈だけ覚えて信心のない者は、九官鳥やオウムと同じであると、厳しく言われておりました。

全身全霊で祈りをぶつけていけばよい。なかんずく広宣流布のため、異体同心で祈り抜き、祈り切る。 その時、十方にあまねく諸天が動き、護る。豁然として活路が開かれる。叶わぬ祈りは絶対にないのだ。

どんな試練に遭っても勝っていける人が幸福である。幸福は、何度でも勝ち続け、自らつかみ取るもの。

要するに「観心」とは信心なのである。深き信心を奮い起こして御本尊に南無していくことが、もっとも肝要なのである。

教学を学ぶ際に、〝ホシ″を外してはならない。 戸田先生は、要点を忘れて枝葉の論議に走る教学を戒められ、四条金吾を例にあげて、こう語られた。

ゆえに清浄無垢な信心の一念であればあるほど、御本尊との感応は早く、深くなるのである。ここに信心のあり方の極理があり、大聖人の仏法の正しき実践があることを忘れてはならない。
