
池田先生ご指導


全部、自分で決まる。 自分の「一念」で一切が百八十度、違う顔を見せてくる。

今に必ず幸せになる! 心配しなくてもいいよ。必ずなるんだから。仏に仕えた功徳は大きい。必要なときにはどっと功徳が出てくるんだ。

六道に翻弄されている私どもの一念が、正しき本尊に南無し、境智冥合しゆくことにより、「仏界」という無限の生命力を発揮する。

この基底部を仏界にしていくのが成仏ということです。もちろん基底部が仏界になったからといっても、九界があるのだから、悩みや苦しみがなくなるわけではない。しかし人生の根底が「希望」になっていく。「安心」と「歓喜」のリズムになっていくのです。

「一念の違い」「心の根底の違い」 一瞬で変えることのできる「その一念」をどう変えるか? 結局、誰のせいでもない。全ては自分の責任。

大宇宙の天体が運行しゆく根源の力が、南妙法蓮華経である。どれほど、すごい力であるか。我らは、この偉大なる妙法を持っている。最も正しく、最も力強い妙法の音律を唱えている。

私たちの信心は『煩悩即菩提』です。つらいということは煩悩です。御本尊に題目をあげる人は、妙法の力によって、全部、菩提に、幸福に、福運に変えていけるんです。すごい宝を持っているんです。

君たちに言い残しておく。今はわからないかもしれないが、やがて味方の中からも敵が出てくるだろう。周りが敵だらけになるかもしれない。それが仏法の定理だ。避けようがない。たとえ一人になっても、戦いなさい。
