【御書本文】
持律に似像して少く経を読誦し飲食を貪嗜して其の身を長養し袈裟を著すと雖も猶猟師の細めに視て徐に行くが如く猫の鼠を伺うが如し(立正安国論p21 n29)
【通解】
外面は戒律を持っているように見せかけて、少しばかり経文を読み、食べ物をむさぼって我が身を養っている。袈裟を身にまとっているけれども、(信徒の布施をねらうありさまは)猟師が獲物をねらって、細目に見てしずかに近づいていくようであり、また猫がねずみを取ろうとうかがっている姿にそっくりである。
【先生の指導から】
このように大聖人は、経文に照らして悪侶を戒められている。同じように、今、学会が、大聖人の「御書」を根本に、迫害を受けつつ正法の主張を続けていることこそ、誉れである。
最後に、学会は広宣流布という最高善を実践する団体である。法のため、人のため、社会のため、そして同志のために、何らかの「歴史」を残したと胸を張れる一生を送っていただきたい。自分自身の使命と信念に生ききる─これ以上に尊く、喜びと福徳に満ちた人生はない。