【御書本文】
此の御本尊全く余所に求る事なかれ只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり、是を九識心王真如の都とは申すなり(日女御前御返事p1244)
【通解】
この御本尊を決して他の所に求めてはならない。ただわれら衆生が法華経(御本尊)を持って南無妙法蓮華経と唱える、胸中の肉団におられるのである。これを「九識心王真如の都」というのである。
【先生の指導から】
広宣流布に戦う皆さま方の胸中にこそ、宇宙最高の「生命の都」がある。無限の宝は、わが胸中にある。生命それ自体が、宝の集まりである。その宝を、「打ち出の小槌」のように、自由自在に引き出すのが「信心」なのである。