本日の御書

本日の御書 日蓮を信ずるやうなりし者どもが日蓮がかくなれば疑ををこして法華経をすつるのみならずかへりて日蓮を教訓して我賢しと思はん僻人等が念仏者よりも久く阿鼻地獄にあらん事不便とも申す計りなし(佐渡御書p960) 【通解】

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【御書本文】
日蓮を信ずるやうなりし者どもが日蓮がかくなれば疑ををこして法華経をすつるのみならずかへりて日蓮を教訓して我賢しと思はん僻人等が念仏者よりも久く阿鼻地獄にあらん事不便とも申す計りなし(佐渡御書p960)

【通解】
日蓮を信ずるようであった者どもが、日蓮がこのような大難(佐渡流罪)にあうと、疑いを起こして法華経を捨てるだけでなく、かえって日蓮を教訓して、自分のほうが賢いと思っている。このような歪んだ心の者たちが、念仏者よりも長く阿鼻地獄に堕ちたままになることは、不憫としか言いようがない

【先生の指導から】
だれであれ、このような阿鼻地獄、叫喚地獄に堕としたくない。ゆえに、真の仏法者は、裏切りに対して、破和合僧の仏敵に対して、生命の底から怒り、戦うのである。
戦わなければ、皆が迷い、破和合僧の動きに乗ってしまう。
戸田先生は、「学会に反逆した者は、絶対に堕地獄である。必ず、堕地獄の姿を見せて回る」と師子吼なされた。
「恩を仇で返す者は、必ず地獄に堕ちる」ともおっしゃった。「必ず」の一言に、重い意味が込められている。