本日の御書

本日の御書 をくびやう物をぼへずよくふかくうたがい多き者どもはぬれるうるしに水をかけそらをきりたるやうに候ぞ(聖人御難事p1191)

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【御書本文】
をくびやう物をぼへずよくふかくうたがい多き者どもはぬれるうるしに水をかけそらをきりたるやうに候ぞ(聖人御難事p1191)

【通解】
臆病で教えを心に刻まず、欲が深くて、疑い多い者どもは、漆の塗り物に水をかけて、空中に振って水が落ちるようなもの(何も残らない)なのである。

【先生の指導から】
現代も、方程式は、まったく同じである。
見栄ばかりで、本当の信心を貫く勇気がない。そして、学会を利用するだけ利用して偉くなるや、慢心を起こして、学会と同志を見下す。純粋な信心を失って、最後は退転し、反逆する─そういう醜い忘恩の輩がこれまでもいた。
その本性は、「臆病」であり、「愚か」であり、「貪欲」であり、「不信」である。こうした人間をのさばらせては、まじめな同志が、かわいそうである。広布の邪魔になるだけである。ゆえに、正義の声で徹して糾弾し、責めて責めて責めぬいて、その悪の根を断ち切っていかねばならない。