本日の御書

本日の御書 先日御物語の事について彼の人の方へ相尋ね候いし処仰せ候いしが如く少しもちがはず候いき、これにつけてもいよいよはげまして

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【御書本文】
先日御物語の事について彼の人の方へ相尋ね候いし処仰せ候いしが如く少しもちがはず候いき、これにつけてもいよいよはげまして法華経の功徳を得給うべし、師曠が耳離婁が眼のやうに聞見させ給へ(椎地四郎殿御書p1448)

【通解】
先日話されていたことについて、彼の人の方に尋ねたところ、あなたが仰せになられたのと少しの違いもなかった。
これにつけてもいよいよ信心に励んで法華経の功徳を得られるがよい。師曠(しこう)の耳、離婁(りろう)の眼のように、聞き、見ていきなさい。

【先生の指導から】
師曠と離婁は、それぞれ、耳と目がたいへん優れていたことで知られる中国の人物である。
“指導者は、師曠のような聡い耳で、世間の情報を聞きとれ!”
“離婁のような慧眼をもって、広布のため、人々を救うため、仏法を弘めるため、勝利のため、社会の動向を鋭く見きわめよ!”とのお心と拝されよう。
リーダーの皆さまは、賢明にして的確な広布の名指揮をお鵬いしたい。