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名字の言

〈名字の言〉 2022年8月24日  作家・中島敦の短編小説「弟子」には、孔子に仕えた子路の潔い生きざまが描かれている。

作家・中島敦の短編小説「弟子」には、孔子に仕えた子路の潔い生きざまが描かれている(『山月記・李陵』岩波文庫)。孔子の「極めて高く汚れないその理想主義に至るまでの幅の広さ」という圧倒的な人間性に引かれ、子路は弟子となった▼常に体当たりで孔子に師事した子路は、どの弟子よりも叱られた。その一方で師を中傷する人間がいれば、徹底して戦う弟子だった。優秀な弟子は他にも数多くいた。その中でも、子路は心に決めていた。“濁世のあらゆる侵害に対し、自分が盾となって師匠を守り抜くのだ”と。孔子もまた、身命を賭して弟子の道を貫いている子路の心を誰より知っていた▼75年前のきょう8月24日、池田先生は入信した。以来、先生が歩んだ信仰の道について、宗教社会学の第一人者で上智大学の名誉教授だった安斎伸氏は次のように表現した▼牧口初代会長、戸田第2代会長という希有な指導者が賭けた信仰に、池田名誉会長も賭けられ、その初心、生き方を貫くことで信仰を深化させ、また深めていくことで揺るぎない信仰の基盤を築かれたのでしょう――と▼「師弟の精神」の真実は普遍、かつ不変である。この道を貫いた三代の歴史こそ、創価の誇りであり、宝である。(城)