【御書本文】
人のためによる火をともせば、人のあかるきのみならず、我が身もあかし。されば、人のいろをませば我がいろまし、人の力をませば我がちからまさり、人のいのちをのぶれば我がいのちののぶなり(衣食御書、新2150※新規収録)
【通解】
人のために、夜、火をともせば(照らされて)人が明るいだけではなく、自分自身も明るくなる。それゆえ、人の色つやを増せば自分の色つやも増し、人の力を増せば自分の力も勝り、人の寿命を延ばせば自分の寿命も延びるのである。
【先生の指導から】
今や、日本中、世界中の創価の同志たちが、地涌の菩薩の誇りも高く、「自他共の幸福」のために縦横無尽に行動しています。
とりわけ、いずこの国、いずこの地域でも、太陽の女性部の友が、慈悲と智慧の光で人々の心を照らしています。
誰もが桜梅桃李の使命に輝く、なんと尊き女性の連帯であり、偉大な地涌の民衆乱舞の姿でしょうか。
それは、まさしく「一切衆生のために」という仏に等しい慈悲心へと通じています。
そして、この「人のために」と心を働かせていく振る舞い自体が、わが境涯を広げゆく仏道修行ともいえるのではないでしょうか。