量子力学では、人間の観察が物質の「過去」まで変えてしまうことが知られています。光子は観察されていないときには波動ですが、人間が観察すると粒子になります。
それだけでも驚嘆すべきですが、さらに驚くのは、「最初から粒子だったとしか考えられない」性質を示すことです。
つまり理論上は、ビッグバンの瞬間に放たれてようやく地球に届いた光でも、人間が観測することで、「138億年前までさかのぼって」波動から粒子に変化してしまうことになります。
ミクロの世界では、人間の「観察したい」という一念が、物質の過去さえ変えてしまうのです。この「現在の一念が過去まで変える」という原理は、仏法の宿命転換とも共通しています。
日蓮仏法においては、過去の宿業を南無妙法蓮華経によって功徳に転換できると説きます。過去世において、ずっと泥棒だった人が、長年警察官をやってきたのと同じ功徳を得られるわけです笑
これこそ因果一念であり、権教の説く下等な因果応報とは次元の違う仏法の神髄なのです。世界最高峰の知性が、こぞって仏法に注目するのは、もっともな話です。
これからの青年リーダーは、概要でいいから、量子力学くらいは学んでおかなくてはならないでしょう。