本日の御書

本日の御書 ひとつ(一領)のかたびら・なれども法華経の一切の文字(もんじ)の仏にたてまつるべし。この功徳は父母・祖父母・乃至(ないし)無辺の衆生にも・をよぼしてん(さじき女房御返事p1231)

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【御書本文】
ひとつ(一領)のかたびら・なれども法華経の一切の文字(もんじ)の仏にたてまつるべし。この功徳は父母・祖父母・乃至(ないし)無辺の衆生にも・をよぼしてん(さじき女房御返事p1231)

【通解】
1枚の帷子(かたびら)ではあるが、法華経の一切の文字の仏に供養したことになるのである。この功徳は、あなたの父母、祖父母、さらに、実に多くの衆生にも及ぶことは間違いない。

【先生の指導から】
真心には、必ず真心で応える。これが仏法の人間主義である。
日蓮大聖人は、女性門下の尊き志を最大に賞讃なされ、その功徳が限りない福徳の門を開くことを示されている。
妙法を弘める「仏の世界」を守り、支える功徳は、父母はもちろん、無量無辺の眷属(けんぞく)にも伝わる。
一人の信心の志が、万人の幸福へと広がるのである。