広布や人生の途上には、行く手を阻む困難が必ずある。日々の祈りという準備と覚悟、試練に立ち向かう勇気で、勝利の道を開きたい。
遠くにあるのではない。自分の生命の中に、一念の中に幸福はある。自分こそが最も尊いのである。誰を羨む必要もなければ遠くに憧れる必要もない。この「自分自身」を最も輝かせ、福運と充実と永遠の歓喜で満たしていくのが信心である。「広宣流布への一念」なのである。
月々日々に、信心を強めていきなさい。少しでもたゆむ心があれば、魔がそのスキに乗じて訪れてくるであろう―と。魔は、じつに巧みに、心の一瞬のスキをついて入り込んでくるものだ。それに〝気がつけば〟魔の働きを破ることができる。