ともかく純粋な青年時代はよい! 三十代の終わりから四十代の中ばからが危ない!
皆、だんだん自分の生命の奥深い傾向に流されるから気をつけろよ!
この年代に入ると、多くの人が次第に現状に満足し、安住するようになる。停滞し、下降線をたどる人もいる。
自分を律することができなり、酒や異性や金銭、虚栄にも身も心もどっぷりつかってしまう場合が多い!
また、みずみずしさを失い、何かうまくいかないと他人のせいにして不満をくすぶらせる。人をうらやむ。足を引っ張る。やたらにグチる。恨む。威張る。本当に下り坂を転げおちてしまう人があまりにも多い。
仏法は、宇宙、地球、生命を貫く根本法則である。その法の力は無量無辺である。ゆえに信心による変化は根底的かつ急速であり、妙法のリズムに則った人は速やかに良い方向へ転回していく。しかし、信仰の惰性、退転は急速に正反対の方向に向かっていく。これが峻厳なる実相である。かりに安泰に見え、幸せそうであったとしても、それは刻々と変化し、消えゆく仮諦の姿でしかない。永遠の幸福の因果は刻みこまれてない。所詮、正法なき生は水面に浮かんでは消える泡のようなはかなさを免れない。
優しい人など人が羨ましくて、人間革命しょうとするが、駄目だという思いがすることがあります。今のままでは、何もいいところが自分になくだめなのですがー、何かいい方法は?