池田先生ご指導

したがって、仏法の話しをするときの私たちの生命がいかなる境涯にあるか、ということが、その際、たいへん大切な要素になってくる。

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妙法との出会いは、まず、妙法を受持した人との生命の感応があって初めてなされる。
仏界を涌現しつつ仏法対話を行う友人の生命に縁することにより、九界に覆われていた人間の生命が次第に仏界を感じ始める。
利他の実践は相手の九界に覆われた生命のなかから、本来内在している南無妙法蓮華経の智慧をひき出すための助縁となってあげること。
利他の実践は相手の生命のなかにある九界が内在する仏界を感じるようになるまで、仏法対話をとおして、私たちの歓喜に躍動する生命の波動を送りつづける作業。
したがって、仏法の話しをするときの私たちの生命がいかなる境涯にあるか、ということが、その際、たいへん大切な要素になってくる。