確信すれば、わが身はいよいよ無量の功徳につつまれていく。疑ったり、文句をいった分、せっかくの功徳を自分で壊してしまう。「心こそ大切」である。私たちは日蓮大聖人の仰せどおりの「心」で進みたい。その結果は必ず、この「一生」のうちに現れてくる。
人生に起きたことには必ず意味がある。また、意味を見いだし、見つけていく。それが仏法者の生き方です。意味のないことはない。どんな宿命も、必ず、深い意味があります。それは単なる心の在り方という次元ではない。
もうこれでおしまいかと落胆し、諦めようと思うことがあるかもしれない。また苦しみのあまり絶望の淵に沈む場合もあるに違いない。しかし絶対に人生の苦難に屈してはならない。必ず後なればあの時頑張りぬいて本当に良かったとさわやかに思い返せるものだ。
決意しても、すぐくじけてしまう、 それでも、かまわない。初めから立派なら、人間革命しがいがない。 すぐにくじけるのならば、くじけるたびに、また決意すればいい。「今度こそは」「今度こそは」と、もがきながら前進する人が、必ず人間革命できるのです。