池田先生ご指導

人の面倒をみた分だけ――つまり、人の「生きる力」を引き出した分だけ、自分の「生きる力」も増していく。人の生命を拡大してあげた分だけ、自分の生命も拡大する。

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世の中には、無数の「心が傷ついた人」がいる。そういう人たちに癒しの手を差し伸べなければならない。そうすることによって、実は自分自身が癒やされていくのです。人は何かあると、「自分ほど不幸な人間はいない」と思いがちだ。自分を憐れみ、自分のこと以外、何も考えられなくなってしまう。自分の苦しみにとらわれ、不平と失望の中で、生命力を衰えさせてしまう。
その時、人に「生きる力」を与えるのは何か。それは、自分以外の誰かのために生きようという「人間の絆」ではないだろうか。エゴイズムに閉じこもっていては幸福はない。打って出て、「人のため」に行動する時、その時に、自分自身の生命の泉も蘇生していくのです。
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人の面倒をみた分だけ――つまり、人の「生きる力」を引き出した分だけ、自分の「生きる力」も増していく。人の生命を拡大してあげた分だけ、自分の生命も拡大する。これが菩薩道の妙です。「利他」と「自利」の一致です。
利他だけを言うと、傲慢になる。人を救ってあげているという偽善になる。自分のためにもなっていることを自覚してはじめて、「修行させてもらっている」という謙虚さが出る。自他不二です。ゆえに菩薩道しかないのです。