本日の御書

本日の御書6117

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【御書本文】
四面とは生老病死なり四相を以て我等が一身塔を荘厳するなり、我等が生老病死に南無妙法蓮華経と唱え奉るは併ら四徳香を吹くなり(御義口伝巻上p740)

【通解】
(宝塔)四つ面とは、生老病死という四つことである。生老病死をもって、我ら一身生命宝塔を荘厳するである。
我らが生老病死に際して、南無妙法蓮華経と唱え奉ることは、そまま常楽我浄四つ香りを薫らせることになるである。

【先生指導から】
生老病死苦しみ─だれ人であれ、それを逃れることはできない。
いかなる権力を振りかざしても、いかなる財宝や名声を誇っても、生老病死という根本問題は解決できない。
無常はかない流転に苦しむばかりだ。
ただ、仏法みが、真正面から、こ命題に取り組み、万人が納得し実証できる、明快にして深遠な回答を示しているである。(中略)
すなわち、こ仏法を信じ、行じていくことによって、「生老病死苦しみ人生を、「常楽我浄」喜び人生へと転換していくことができる。
それを知る我らは、何とすがすがしいことか。