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世界広布新時代第36回本部幹部会九州総会から(要旨) 海外活動体験 マレーシア創価学会 梅松明 壮年部長 2018年7月18日

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2万人の新たな地涌の友が誕生
母国の平和と繁栄に尽くす

 一、私は、マハティール首相をはじめ、わが国の多くのリーダーを輩出し、池田先生に名誉博士号をお受けいただいた国立マラヤ大学で、医学部の教授、副学部長を務めています。専門は小児科で、常に、子どもたちの小さな声に耳をすます医療を心掛けています。
私の原点は1987年、日本での研修会です。初めてお会いした池田先生は、私たちにご指導くださいました。「人生には、数限りない『出会い』があり、数限りない『絆』がある。しかし、そのなかにあって、『師弟の出会い』『師弟の絆』こそ、もっとも崇高なる人生の“精華”である」と。まさに、この時の先生との出会いで結んだ師弟の絆こそ、私の人生の全てとなりました。
1992年から現在の職場に勤務。実証を示そうと、医師として、また教育者・研究者として誠実に日々の課題に取り組みました。
2005年、光栄にも世界のドクター部を代表して、聖教新聞の連載で池田先生と対談する機会をいただき、後にその内容は『「生老病死と人生」を語る』との題名で出版されました。
同志の健康・長寿、全民衆の幸福を、常に祈り抜かれる先生の心を心として、さらに誠心誠意の医療に取り組んだところ、13年には思いもかけず、故郷のペナン州からナイトの爵位を受けることになりました(拍手)。
一、私は、マレーシア創価幼稚園の理事長も務めています。
開園から23年、創価教育の理念は社会から高い評価を受け、現在は園児の7割が学会員以外の子どもたちです。
英語・マレー語・中国語の3カ国語で教育が行われ、幼稚園を卒園する時には、皆、すでに3カ国語を習得しています。
一、組織では、2015年に全国壮年部長の任命をいただきました。
マレーシア創価学会は、約10年前に4万5000人の地涌の陣列を達成。16年に完成したアジア広布の新牙城・SGIアジア文化教育センター、首都クアラルンプールの一等地にそびえる12階建てのマレーシア総合文化センターをはじめ、全国99の会館が、13の州、全てにわたってあります。
しかし、多民族・多宗教が共存するわが国で、仏法への理解を広げるには常に困難がつきまとい、実はここ数年、拡大は膠着状態でした。
執行部は新出発に当たり、“弟子の拡大の金字塔を先生にご覧いただく時は今をおいてほかにない”と決意し合い、広宣流布大誓堂が完成5周年を迎える本年の「11・18」を目指し、新たなる2万人の地涌の陣列を築くことをともどもに誓願しました。
青年部は早朝、自宅で1時間の“同盟唱題”をした後、インターネット会議で小説『新・人間革命』を読み合い、一日をスタート。夜は、各部一体での訪問・激励、体験発表を軸とした小単位の座談会にも、毎日のように取り組みました。
着実な語らいを重ねた結果、池田先生に勝利を報告したいという皆の思いが一つとなり、拡大の勢いは加速しました。
本年の1月2日、先生のお誕生日には、1万人の拡大を達成。さらに「5・3」には1万5000人、「7・3」には、ついに目標だった2万人の入会を4カ月前倒しで達成することができたのです(拍手)。
この戦いの中で、私自身も3人の友を入会に導くことができました(拍手)。
新入会の友と共に成長し、マレーシアの新たなる池田門下の団結で、「11・18」を晴れ晴れとお祝いしていく決意です。
そして、これからも妙法の医師として、地涌の闘士として、母国の平和と繁栄、一人一人の幸福のために戦い抜き、師弟不二と異体同心の模範の地涌の陣列を、必ずやマレーシアに築いていきます(拍手)。