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台湾・中華大学が池田先生に第1号の名誉教授称号 2018年7月31日 劉学長が来日し創価大学で授与式 授与の辞 生命尊厳の哲学と人道精神で平和への道を示す功績を讃え

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劉学長が来日し創価大学で授与式
授与の辞 生命尊厳の哲学と人道精神で平和への道を示す功績を讃え
池田先生への「名誉教授」称号の証書が、台湾・中華大学の劉学長(左から4人目)から創大の馬場学長に託された。中華大学人文社会学部の簡学部長(同3人目)、台湾SGIの代表らと記念のカメラに(創大本部棟で)

 台湾の中華大学から池田大作先生に、同大学初となる「名誉教授」称号が贈られた。世界平和への尽力と文化・教育交流の推進への貢献をたたえたもの。授与式は30日午後、東京・八王子市の創価大学本部棟で晴れやかに挙行され、中華大学の劉維琪学長、同大学人文社会学部の簡暁花学部長、また台湾SGI(創価学会インタナショナル)の林釗理事長らが出席した。また池田先生は、劉学長に漢詩(別掲)を贈った。

 「ようこそ創価大学へ!」――創大本部棟に到着した劉学長を迎えたのは、創大生たちの笑顔と歓声と拍手であった。劉学長も感嘆の声を上げ、満面の笑みで応える。
“台湾のシリコンバレー”と呼ばれる新竹市に立つ中華大学は、1990年に工学系の専門学校として創立。97年に現在の名称となり、6学部に7000人の学生が学ぶ総合大学として大きく飛躍を遂げている。
経営学部は国際認証の世界的権威AACSB Internationalの認証を取得。さらに、国際的な大学評価機関からも、アジア有数の大学として高い評価を受けている。
「確かに学術機関として、着実に成果を収めつつあります。しかし、私たちが目指すのは、それだけではないのです」(劉学長)
中華大学の目指すもの――それは、生命尊厳の哲学に基づいた人格の錬磨であり、他者に尽くし、社会に善の価値を与える人材の輩出といった、“人間”に焦点を当てた教育にほかならない。ゆえに劉学長は「『学生第一』の理念を掲げる創価大学と、池田先生の偉業を学び、宣揚したい」と、来日したのである。
懇談の席上、池田先生からの漢詩が手渡された。劉学長は驚きの表情を浮かべつつ、漢詩の一文字一文字を真剣に見つめた。
「感激です。詩には、わが大学の目指す教育理念が織り込まれています」「最後の行には、私の名を入れていただきました。教育を通して平和を守る存在に――との先生の期待を深く感じます」
劉学長が池田先生を初めて知ったのは、99年、台湾の中山大学で学長を務めていた時にさかのぼる。
偶然、池田先生が撮影した一葉の写真を目にし、衝撃を受けた。

学部長らで構成される評議会の全会一致で決定
 劉学長は、池田先生の写真には、何気ない風景のようでありながら、深い哲学と無限のメッセージ性が込められていると感じた。

 “この方のことを、もっと知りたい”――そして先生の著作を読み、台湾SGIとの交流を経て、直感は確信に変わった。
1999年に創価大学を訪れ、人間教育に深く感銘。2000年には劉学長の主導のもと、中山大学は池田先生に第1号となる「『中山の光』栄誉賞」を授与している。その後、02年に同大学の学長を退任し、13年から2年間、中華大学の学長に。数々の大企業や行政機関のトップを歴任し、昨年2月に中華大学の学長に再任された。
同大学第1号となる「名誉教授」称号授与の決定に当たっては、大学内で厳正な審査が行われたのは言うまでもない。中華大学には学部長ら19人で構成される評議会が設置されている。新任の教員を採用する際にも、「人間教育」にふさわしい実力と人格を備えた人物か厳しく見極めるため、必ず評議会が開かれるという。その評議会の皆が池田先生の功績に驚嘆。異例の全会一致で授与が決定したのである。
劉学長は、授与式に臨む思いを述べた。
「池田先生は、人間主義の哲学を掲げ、平和のために行動し続けておられます。混迷する社会において、先生の思想を学び深めることは非常に重要です。中華大学の学長として、先生の足跡と哲学を全ての教職員と学生に浸透させたい。それが、私の決意です」
迎えた式典では冒頭、「創大教育文化賞」「創価友誼之証」が劉学長に贈られた。
その後、劉学長が池田先生への「名誉教授」称号の「授与の辞」を高らかに読み上げる。続いて池田先生への「名誉教授」の証書が代理の馬場学長に手渡されると、万雷の拍手が高鳴った。最後に、田代理事長が先生の謝辞を代読した。
その一言一言に、大きくうなずく劉学長。謝辞の代読が終わると、誰よりも力強い拍手を送ったのも、劉学長であった。
「きょうは意義深い日となりました」――劉学長は式典会場から出ると真っすぐに芳名録へ。一気呵成に、自らの決意を記した。
「推廣池田理念 發揚創價精神(池田先生の理念を広く推進し、創価の精神を宣揚する)」