6・4「世界池田華陽会の日」から、7・19「女子部結成記念日」へ、誓いの前進を――女子部の「世界の姉妹と! 絆拡大月間」が、きょうからスタートする(7月19日まで)。
月間では、誓願の祈りを根本に、勇気凜々と折伏・弘教に挑戦。師弟の絆、同志の絆、友情の絆を強めながら、麗しい幸の連帯を広げていく。
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2009年6月4日、池田大作先生ご夫妻が、東京・信濃町の創価女子会館(06年5月3日開館)を初訪問。全国・全世界の華陽姉妹の願いが実現した。
ご夫妻は、代表と共に唱題し、全ての女子部員の健康・幸福・勝利を深く祈念。先生は和歌を詠み贈るとともに、「女子部 永遠の五指針」(別掲)を発表した。
そしてスピーチの中で、こう語った。
「今の皆さん方が、青春の、わが誓いを果たし抜いていくなかで、いかに壮大な広宣流布の勝利の劇が織り成されていくことか」
「皆さんの『青春のスクラム』が、未来永遠の希望の鑑として仰がれていくことは、絶対に間違いない」
この時、女子部の友は師の万感の期待に応えようと、池田華陽会歌「華陽の誓い」を歌い上げた。
〽華陽の姉妹と
スクラム楽しく
「使命の華と舞え!
池田華陽会」……
清新な歌声を聴いた先生は「いい歌だ!」「この歌とともに、生涯、わが『誓い』を抱きしめながら、心晴れ晴れと進んでいただきたい」と呼び掛けた。
9年の時を経た今、同歌には英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語などの歌詞も誕生。各国各地の華陽の友は、誉れのこの歌を口ずさみながら、朗らかに希望の大道を歩んでいる。
伊藤女子部長、山本書記長は決意する。
「世界の華陽姉妹とスクラム固く、師弟共戦の誓いを胸に、仏縁と人材拡大の新たな歴史を開きます!」
フィリピンでは、“婦女一体”の活動を柱に、弘教・人材の拡大に挑戦。それによって、ここ数年で多くの青年世代の女性が入会しました。
私たちの前進の原動力は、どこまでも「御書根本」です。
フィリピン女子部では毎月、御書学習会を実施し、隔月で「池田華陽会御書30編」の勉強会を開催。徹底した教学研さんによって、一人一人の御本尊への確信が深まり、生き生きと広布の活動に励むようになりました。
わが国は多民族国家で、人種もバックグラウンドも多様です。そうした中、「一人」の存在を心から尊重し、無限の可能性を説く仏法の人間主義の哲学は、人々を強く引きつけます。とりわけ私たち青年世代は、先行き不透明な時代にあって、人生の羅針盤となる池田先生の思想を求めてやまないと実感します。
人々の幸福と平和な社会の実現へ、世界の華陽姉妹と手を携えて、善の連帯をさらに大きく拡大していきます。
ドイツ青年部は、本年の「11・18」に向けて、1000人の新たな青年部員の誕生を目指しています。
女子部は弘教拡大に励む中、「池田華陽会御書30編」の読了を推進。1ページ読み終えるごとに色を塗ってチェックできる小冊子や、30編を全て読了したメンバーへ渡す「読了証書」を作製するなど、皆が意欲的に取り組める工夫をしています。
ある女子部のメンバーは、心の病に悩んでいました。女子部の友の御書根本の温かな励ましと、適切な治療によって、病気を克服。現在は大手企業で責任ある立場を任され、同僚にも弘教を実らせることができました。
ドイツ社会は、経済的に豊かではありますが、若者たちは、人生の目的や使命を見いだせずにいるなど、精神的に満たされない面もあります。この解決の道は仏法にしかありません。
同世代の友が自分らしく輝いていく価値創造の社会を目指し、これからも幸の対話を広げていきます。