名字の言

〈名字の言〉 2018年5月30日  今年は、インド独立運動の指導者・ガンジーの没後70年

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 今年は、インド独立運動の指導者・ガンジーの没後70年。今も「マハトマ(偉大な魂)」「バプー(お父さん)」などと呼ばれ、国民から敬愛されている▼何かメッセージを――独立直後、新聞社の特派員がガンジーに問い掛けた。彼は多くを語らず、「私の生涯そのものがメッセージです」と応じた(N・ラダクリシュナン著、栗原淑江訳『ガンジー・キング・イケダ――非暴力と対話の系譜』第三文明社)▼その後、凶弾に倒れるが、彼は人々の心の中に生き続けた。信念を貫いたその生き方は、今も万人に励ましのメッセージを送り続けている▼研修会で来日したインド創価学会の青年ら130人が、北海道15会場での交流交歓会に参加した。執筆した論文をインド最高峰の学術機関で発表する友、人気の映画に出演する友、平和学の教育者として世界に雄飛する友など、社会で堂々と実証を示す体験発表が、全会場で行われた。その語る姿は“わが振る舞いを見よ”“わが姿を通して、仏法の崇高さ、師弟に生きる喜びを伝えたい”との確信にあふれていた▼日蓮大聖人が晩年、「何よりも爽快」(御書1175ページ、通解)と喜ばれたのは、四条金吾や池上兄弟の「勝利