本日の御書

本日の御書 法華経を信ずる人はかまへてかまへて法華経のかたきををそれさせ給へ、念仏者と持斎と真言師と一切南無妙法蓮華経と申さざらん者をばいかに法華経をよむとも法華経のかたきとしろしめすべし、かたきをしらねばかたきにたぼらかされ候ぞ(光日房御書p931 n1255)

スポンサーリンク

【御書本文】
法華経を信ずる人はかまへてかまへて法華経のかたきををそれさせ給へ、念仏者と持斎と真言師と一切南無妙法蓮華経と申さざらん者をばいかに法華経をよむとも法華経のかたきとしろしめすべし、かたきをしらねばかたきにたぼらかされ候ぞ(光日房御書p931 n1255)

【通解】
法華経を信ずる人は、用心に用心を重ねて、法華経の敵を恐れていきなさい。
念仏者と持斎と真言師とそのほかいっさいの南無妙法蓮華経と唱えない者は、どんなに法華経を読んでも法華経の敵であると知っていきなさい。
なにが仏道修行の敵であるかを知らなければ敵にだまされてしまう

【先生の指導から】
信仰とは、仏と魔との戦いである。善と悪との争いである。ゆえに、ちょっとでも油断すれば、すぐに魔に付け入られる。邪悪な考えに毒されてしまう。だからこそ、戸田先生はつねに幹部に「断じて魔を寄せ付けるな、信心の利剣で断ち切っていけ」と強く強く訴えられた。
大聖人は、「敵を知らなければ、敵にだまされてしまう」と仰せだ
大事なのは、魔を魔と見破る眼を持つことである。そのために、教学があり、信心があるのだ。
大聖人の時代も、門下の人たちから尊敬されていた高弟たちが、仏法破壊の敵となり、同志を苦しめた。現代も、方程式は同じである。戸田先生は、遺言のごとく言われた。
「敵は内部だぞ!」「師子身中の虫』が仏法を破るのだ!」
そして、「増上慢の幹部や貪欲な宗門の坊主には注意しろ、いつか学会を裏切るぞ」と厳しく警告されたのである。
その一言一句を私は胸に刻みつけてきた。今、すべてが、そのとおりになった。
大恩ある学会を切った坊主や退転者たちが、いかに卑劣であり、非道であったか。皆さまが、よくご存じのとおりである。