本日の御書

本日の御書 自身仏にならずしては父母をだにもすくいがたしいわうや他人をや(盂蘭盆御書p1429)

スポンサーリンク

【御書本文】
自身仏にならずしては父母をだにもすくいがたしいわうや他人をや(盂蘭盆御書p1429)

【通解】
自身が仏に成らなくては、父母さえ救うことはむずかしい。ましてや、他人を救うことなどできない。

【先生の指導から】
信心をしなかった親であっても、子である自分が妙法を受持すれば、その功徳は親の功徳ともなる。私たちが、今こうやって生きているのは父母のおかげである。この体は、父母から授かったものである。自分自身の成仏は、父母の成仏につながっていくのだ。
過去がどうかではない。「今」で決まる。先祖がどうかではない。「自分」がどうかで決まる。目覚めた「一人」が、太陽となって、一家、一族を妙法の光で照らしていけばよいのである。