【御書本文】
現証に付て事を切らん(下山御消息p349)
【通解】
現証をもって決着をつけよう。
【先生の指導から】
極悪の邪宗門は、供養を取るだけ取って、財産を貯めるだけ貯めて、そのあげくに、計り知れない大恩のある学会を裏切った。学会員の真心を無残に踏みにじった。そして、ただ一方的に、増上慢も甚だしい「破門」の通告を送りつけてきた。
そこにいたるまで、ただの一ぺんも対話しようとしなかった。これほどの重大な問題である。秋谷会長が礼を尽くして話しあいを求めると、耳を疑う時代錯誤の返答がもどってきた。なんと「『お目通り』の儀は適わない身」と言い放ったのである。
その裏には、「学会員のうち二十万が山につけばよい」という秘密のもくろみがあった。そのために非道にも、学会潰しを謀ったのである。卑劣極まる破和合僧の陰謀であった。
これは、釈尊の教団を破壊しようとした提婆達多の悪行に、たいへんよく似ている。提婆達多も教団の分断を謀った。そして自分についた人間を地獄へと引きずり込んでいった。
あの良観も、蓮祖大聖人への嫉妬に狂い、権力と結託して讒言と謀略の限りを尽くした。魔性の正体を現し、「三類の強敵」となった。